【第二回】日本最弱からゴールドへの道!~戦闘態勢を日常化せよ~
日本最弱のプレイヤーをコーチングして、
Bronze5/0LPからGold到達を目指そうというこの企画。
第一回では被験者のプロフィールとコーチングまでの経緯、
ビルドの固定化とその理由などについて説明した。
今回もどんな指導内容だったかを書いて行こうと思う。
リプレイ動画は出せないが、リプレイ動画への添削内容なども公開していくぞ。
Rankedとリプレイ確認の習慣化
ビルド固定と一緒に最初に提示した条件がこれです。
「毎日Ranked1戦。それ以上は自由。
ただし1試合毎にリプレイを見直してから次の試合に臨むこと。」
はい、これも【つまらない】を加速させます。
しかも日本鯖はRanked時間が制限されている為、
連続InQができないと非常に不自由です。しかし必要なことだと思いました。
低レート帯に多いのが、RankedにInQすることへ躊躇いを感じる人です。
負けると失うものがあるとか、周りの人が基本的にガチだとか、
様々な理由がありますが、Rankedを避けてノーマルをプレイします。
別にゲームなんですから、やりたいことをやればいいので、
Rankedに固執する必要はありませんが、
レーティングを上げたいのであれば話しは別です。
何故なら、ノーマルをどんなに沢山やってもレートは伸びないからです。当然ですね。
ですから、先ずはRankedへの抵抗を無くすことから始めました。
RankedへInQすることを特別なものではなく、日常的なものへ変化させます。
同様にリプレイも【見ることが当然のもの】へ変化させていきます。
セル戦で悟空と悟飯が常にスーパーサイヤ人の状態で修行したのと同じ様なもんです。
初日
私が彼に送った初日のコーチング文章はこちらです。
※注意:この文章は、コーチング依頼者との最低限の信頼関係があり、先ず無条件に言われた事を行うという前提に作られたものであり、ブログ読者の方々の為に書かれたものではありませんので、理由や根拠の記述が不足しており、且つ本人個人向けのものである為、応用する際には自己責任でお願いいたします。
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ahri vs annie
1デス目
Topでタワーを攻撃したこと自体は悪くないが、
自分にウルトがない事をしっかり把握していない感じがあった。
Ultがあればあのアグレッシブさは良いが、ウルトが無いときはほどほどに。
2デス目
味方をがんばって助けに行って二人とも死ぬのは一番ダメ。
特にMidは大事なロールだから、味方を見捨てても生き残ろう。
3デス目
ADCが居ないのにあたってしまったことも問題だが、Ultで前に出すぎた。
4デス目
1:4を仕掛けた。逃げ切れず死んだ。若干勿体無い。
QとWのCDが解消されていたので、
スキルを打ち切ってダメージを出し切って死んでいればまだマシだった。
考察
EをMinionやドラゴンに使うのはやめる。これはもうACE中以外絶対禁止。
先ず自分のレーンを制圧せよ。
Midは味方Junglerが自陣ジャングルで襲われている時は絶対によってはいけない。
Lv差とCS差がつけられてやばい。
タワーを折るぞ折るぞ、対面倒したらPushしきる。
離脱スキルが残っているならタワーを攻撃。
1:1で勝てる相手ならはPushしてタワーにダメージを与える努力をする。
2:1や3:1、5:4など、
人数差が少しでもある時はできるだけ相手タワーに積極的にダメージを与えにいこう。
まとめ
1、Eはファームに使わない。
2、自分のレーンを制圧する。
3、タワーへの意識。
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以上が私が送った初日のコーチングです。
ブログだとリプレイ動画がなく文面だけなのでイマイチかもしれませんが、
Bronzeに居る方は吸収できる部分は吸収してください。
記載されているコーチング内容は、Bronze向け且つ彼個人向けの内容です。
違うレート帯の人は鵜呑みにしてはいけません。
以下は本人に送らなかったけど、私がメモしていた内容です。
・E起点の攻撃は上手。Eスタート以外もやってみよう。
⇒EがCD中でも逃げ続けるのではなくQでけん制することを覚えよう。
与えられる情報が多くなれば多くなるほど、
人は覚えられなくなり、印象が薄れ、活用ができません。
もちろん問題点は他にも沢山ありましたが、出来るだけ重要な部分だけ抽出し、
出来るだけ短いコーチング内容と最大3つまでの改善点の提示を心掛けました。
まとめ
・普通の日常レベルでRankedInQとリプレイ確認が出来る様に修業・習慣化。
・CCスキルを敵チャンピオン以外に使用しない。
・先ずは対面に勝つことだけを優先する。
・タワーを攻撃できるときはリコールせずに攻撃。
・コーチングはできるだけ少ない情報量で。
続きは後日。⇒できました【第三回】
前回(初回)の記事はこちら【第一回】
後書き
本当はデスに関するメモの部分は送るつもり無かったんですよね。たぶん。
今では考察以下の部分だけ送れば良かったかなと思っています。
コーチング初日だったので私の方もあたふたしていたのかもしれませんね笑。
ドラゴンボールのセル戦で出てきた、
普段から戦闘時と同じ状態で過ごすというのは非常に便利な考え方だと思います。
LOLに限らずどんな時でも使えますね。
余談ですがアメリカ・マフィアって常にスーツ、寝る時もスーツ、
何故ならいつ死ぬかわからないから、死んだときに正装で居られるように…。
そんな話しを聞いたことがあります。事実かどうかはわかりませんが。
私達も、家で一人だからと寝転がって犬の様に飯を食ってはいけませんよね。
常に臨戦態勢で居られるようになると、何が起きても素早く対応できますし、
普通の人なら取りこぼす様なチャンスも掴み取ることができます。