弱い奴はバカにしていいのか?~バッドマナーがLOL全体に与える影響~
LOL界隈の「フィード*1したら罵られても仕方ない」という風潮について。
これは明らかに間違いで、殆ど全てのLOLプレイヤーに不利益を齎す考え方なので、
LOLプレイヤーは兎に角これを是正していかなければならない。
「バカにしていいのか?」の結論から言うと、
別にしたっていいけどデメリットばかり。ってこと。
そして自らデメリットばかり得ようとする人間を、一般的に【愚か者】と言うわけだ。
今日はそのメリットとデメリットについて、
またLeague of Legendsというゲームのチーム性について書いていきたいと思う。
弱い奴をバカにするメリット
・怒りのはけ口、ストレス発散
味方に対してはこれが多いんじゃないかな。
味方のプレイは改善されないだろうし、勝率も上がらないだろうけれど、
少なくとも自分の怒りをぶつけることはできるからね。少しは気が晴れるかもね。
・誇示して楽しむ、ロールプレイ
敵に対してやSNS上でも行われるかな。
多くの人が自分が他人より優れていることを感じることは快感だろうからね。
弱い奴をバカにするデメリット
ちょっと多すぎるからざっと箇条書きにするけれど、
・言われた味方が不快に思う
・言われてない味方も不快に思う
・言われた味方がゲームを放棄する可能性がある。
・言われてない味方もゲームを放棄する可能性がある。
・全ての味方の士気が下がる。
・チャットを見た殆どの人間が不快に思う。
・チャットを見た殆どの人間のLeague of Legendsを嫌う確率が上がる。
・チャットを見た殆どの人間のLeague of Legendsの評価が下がる。
・プレイヤー人口低下に繋がる。
・e-sportsの社会的評価の低下に繋がる。
・大会視聴者低下に繋がる。
・大会参加者低下に繋がる。
・大会賞金低下に繋がる。
・アカウントが規制もしくはBANされる可能性がある。
・自分のモチベーションすら下げる可能性がある。
考えればもっと出てくるだろうけれど、まぁパッと思いつくだけでこれだけあるわな。
勝率は下がるし、大会は盛り下がるし、ゲームの存続も危ぶまれるし、
デメリットだらけの行為なんですよ。暴言って。
デメリットだらけの行為なんですよ。「雑魚死ね」ってチャットで言うのは。
そりゃ言ったその瞬間はちょっとすっきりするかもしれないけれど、
確実に不幸へと、君の人生の舵を切る行為だから。
もちろん、他人がやったってそのデメリットは受けるわけだから、
君がデメリットを回避するためには、その他人を諫めなければならない。
まとめ
・メリットは一時の感情を満たすものでしかない。
・デメリットは人生で好きなコンテンツをまるまる失うレベルのもの。
・LOLを守りたいなら他人のバッドマナーは諫める必要がある。
League of Legendsっていうのゲームは本来、
弱い奴が足を引っ張ったり、強い奴が足を引っ張られたりするゲームじゃなくて、
弱い奴は手を伸ばし、強い奴が手を差し伸べるゲームなんだ。
弱い奴と強い奴が手を取り合って一つのチームで勝つゲームなんだよ。
これは一般社会の小規模共同体でも同じことが言える。
学校の班や部活、会社での部、課、プロジェクトチームなど。
能力の低い人間のことを自分の足を引っ張る枷だと思ってちゃいけない。
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後書き
心理的には総じて、
実生活・レート含めて現状に満足していない人は行いがちになる。
満足してるなら他人をバカにするメリットがなくなるもんね。
これこそバカにする人たちをバカにする意図じゃなくて、
不幸な生活を送っている人ほど他人をバカにしたがるものなんだ。
だから本当に可哀想なことなんだよね。
不幸な生活故に自分の好きなコンテンツ内で他人をバカにして、
結果として自分の好きなコンテンツさえも失っていく。
そういう人達はメリットとデメリットを正確に判断できなくなっちゃっているんだよ。
だから他人が、「そういうことはやめた方がいいよ」と諭し続けることが大事で、
「仕方ない」で放置しちゃいけないんだ。
少なくとも、LOLが好きなら放置していたらよくないことなんだよ。
LOL界全体が、バッドマナーに対して毅然とした態度をとるようにならなければ、
LOLがe-sportsとして社会的地位を上げることもないし、
今後息の長いゲームとして存在し続けることも出来ない。
LOLが好きなら、バッドマナーを看過しちゃダメだ。
*1:feed:直訳すると「(餌を)与える」。死んでしまい相手を育ててしまうようなプレイやプレイヤーに使われる言葉