【後編】何故「味方は雑魚だ」と思わなければならないのか?
「味方は雑魚だ」と思わなければならないもう一つの理由。
それは実際の試合上の判断で必要になってくることだ。
このブログは基本的にダイヤ未満に向けて書いている。
ダイヤ未満は「寄り」に対する意識が非常に低い。ダイヤでも低い時はあるけど…。
「寄ってくれれば勝てる」「寄ってくれればチームが得する」といった場合でも、
「自身のFarmを優先」「ヒヨって(怯えて)一方的に逃げるだけ」
「そもそも気付いていない」などなど、寄ってくれないことが多々ある。
君の行動に対して、
寄る寄らないの判断を最終的に、決定・行動するのは、君ではなく味方だ。
君が寄る側なら寄って利する場面では確実に寄るかもしれないが、
他人が寄る側なら、その「寄り性能」次第で、
君の行動やその選択肢には制限がかかると言えるのだ。
簡単な例を挙げると、
・試合開始後8分ごろ(つまり序盤)
・貴方は赤側Junglerで赤バフ所持、敵Junglerとタイマン互角か優位が取れるチャンプ。
・TopTankの味方は優勢+Push気味。
・MidMageの味方がソロキルを取りタワーを殴っています。敵MidはTPではない。
・敵の青バフがまだ残っているのが分かっています。
・Botは4人ともBotに見えています。
この状態で敵の青バフにCounterJungleを仕掛ける
これは基本的な戦略としては、妥当であり一つの正解だと言えると思います。
なぜなら敵のJunglerとTopが寄っても、
同時にMidが寄れる状況なので最低でも2:2。Topも寄って来れるので3:2になり、
青バフを起点にして局地戦が発生するのは此方にとって得だからです。
普通に考えれば、悪く考えても青バフ奪って1デス2キルになるといった所でしょう。
しかし気をつけなければならないのは「味方の寄り性能」です。
当然ですが他人と初めてゲームをやるわけですから、敵味方の性能は不明です。
至って妥当な優位性を維持した選択肢も、味方が全く寄らなかったらどうですか?
敵JunglerとTopが寄って来ました。MidとTopの味方はずっとタワーを殴っています。
こうなったら敵Jungle内で1:2になってしまって、1デス0キル。青バフも奪えません。
つまり何が言いたいかと言うと、
味方がまともであれば本来正しい選択肢でも、
味方がまともじゃない前提だと間違った選択肢に成り得る。と言うことです。
じゃあどうすれば良いのか?というと、
基本的に最初は、味方が寄って来ない前提で行動しましょう。
自陣Jungleに敵が入ってきてPing鳴らしても味方はよってこない。
敵Jungleに優位なCounterJungle仕掛けても味方はよってこない。
ダイヤ未満では基本的にそういう前提で行動しなければ、
その時味方がたまたま強いかどうかで成果が変わる運ゲーになってしまいます。
そして試合を進める間に判断しましょう。
こいつはRoamやGankをすればマップ見て判断できる奴だな。
こいつは自分より早く味方に黄色Ping鳴らしたぞ?マップ見れる奴かな?とか、
そして試合中に、「こいつが近くに居るならこの行動はこれでOKだな」とか、
「こいつじゃ近くに居てもHealもせずに逃げるだろうから無理だな」とか、
そういう判断をしていかなければならないわけです。
まとめ
・味方が雑魚だと思って自分の行動を制限しないと死ぬから。
・最初の前提は雑魚にして、そこから試合中にまともなプレイヤーを見極めていく。
前編は此方。
yowakutemokatemasu.hatenablog.com
後書き
いかがでしたでしょうか?
二日に渡って、味方を雑魚だと思うことの必要性について書きました。
試合開始時に味方は雑魚だと思ってプレイすることは、
実際に味方が強かったときに機会損失こそあれ、ラッキーにしかなりませんが、
味方がまともに動くことを前提に動くと実損害が出てしまうことが多いです。
まぁ~万が一味方が寄らなくても別にオッケー^ω^なBlink持ちチャンプは、
本当ずるっ子ちゃんだなぁと感じます。敵Jungleへ侵入する際のリスクが違いすぎる。