レートを上げるために必要な【交換】と言う概念。
少しのアドバンテージを活かして更なるアドバンテージを得て、
そこからどんどんアドバンテージを大きくしてネクサスを取得する。
LOLってゲームは基本的にはこんな感じだと思う。
ってことは、勝っている側が常に有利で、その有利を広げる権利を持っているわけだ。
そして、その有利を広げるのは以前言ったように早い方が良い。
勝っている側は出来るだけ早く試合を進行させたい。
負けている側は出来るだけ試合を長引かせたり、有利を広げられない努力をする。
そのどちらでも有効な考え方【トレードする】という概念について説明していくぞ。
先ずは簡単に挙げると、
ダメージ交換、キル交換、オブジェクト交換、などが挙げられるだろう。
まぁさらに細かいことを言えば、
一つの行動に対して得られることと失うことのトレード
(例:JunglerがGankすればキルチャンスを得られるが他へのプレッシャーを失う等)
も存在するのだが、それは多岐に渡ってしまうので今回は割愛する。
さて、とりあえず先ほどの3つ。
ダメージ交換、キル交換、オブジェクト交換について話そう。
ダメージ交換
勝っている方は仕掛けて殴りあいになれば勝てるので、ハラスをする。
これも一つの試合を進行させるための手段だ。
殴り合いになりキルが取れたり、HP差を得て相手にリコールを押し付ければ、
タワーを取得したり、Shoveによって更なるCS差や経験値差を得ることが出来る。
負けている方は完全に殴りあいになってしまうと負けてしまうが、
一方的にダメージを受けながら逃げるだけでは、HP差が広がる一方で、
リコールを強制されたり最終的にキルを取られたり、
Gankにあわせることも出来なくなってしまう。そうなってはまずいので、
ハラスされない距離まで敵へダメージを与えつつ逃げる。
一方的に攻撃を受けるのではなく互いのHPを減らしておけば、
本来なら負け続けるしかないレーンを、
「先にJunglerが寄った方が勝つレーン」へと作り変えることが出来る。
そこまで互いのHPが減ってしまえば、
相手は視界が無い状態で積極的にキルを狙いにいけなくなるので、
試合を長引かせ、ディスアドバンテージを解消できる。
キル交換
レーンではタワー下でよく発生すると思う。
例えば勝っている側はPush気味になることが多いはずだ。
そしてタワーしたでミニオン処理に追われている敵に対してタワーダイブすると、
キル交換に持ち込める。自分のDeathをコストにして、相手をキルした訳だ。
これは既にレーンがShoveされた状態になって居るため、
1:1交換に見えてその実はCSと経験値差のアドバンテージを得ることが出来る。
負けている側がキル交換に持ち込むのは、
当然負けているからタワーハグをして、本来なら倒されるだけの所を、
苦肉の策でとりあえず1:1交換に持ち込むことで、
とりあえず単なる1デスよりましな形を目指すためだ。
もちろん相手のタワーダイブを咎め、逆に自分だけ生き残って倒すチャンスにもなる。
やはりこれも、負けている側がアドバンテージを広げられるのを抑えるためだ。
つまり試合を長引かせるためだ。
もう一つは終盤など、サポートとDPSのキル交換だ。
Roleやチャンピオンによる存在の重要度の差を利用して、
より有利な4:4の状況を作るために行われる。
これも勝っている側はより有利な集団戦を行い試合を早く決定付けるため、
負けている側は少しでも有利な集団戦を行い試合を長引かせるためだ。
最後にオブジェクト交換。
勝っている側は特定のオブジェクトに狙いを絞った場合は、
取得自体は困難にならないことが多い。
但し、相手がSplitPushして居た場合はオブジェクトの交換になる場合がある。
そしてその交換上等と、1:1でタワーを交換したりする。
これはもう明らかに試合進行を早めるためだ。
単に同じGoldを互いのチームが得た場合は、アドバンテージが割合減少する。
しかし、試合を次の展開へ進めるための経費だと考えれば安いものだ。
例えば、味方はトップとボットは既に敵のタワーを追っているが、
味方側のタワーは残っている。みたいな時に、Midのアウタータワーを取る代わりに、
トップのアウタータワーを敵に差し出すことは何ら問題ない。
むしろ視界他の影響力を考えればアドバンテージを広げたともいえる。
そして手前のオブジェクトを取得しなければ次のオブジェクトへ進めないのだから、
これは試合が進行している。だから交換になっても良いのだ。
対して負けている側は、
単に5:5でタワーを守ろうとしても、
Siegeで徐々に削られてタワーが守れないと判断した場合は、
どうせ折られるなら単に折られるよりは、
他の手薄なタワーを取得できた方がマシなので、1:1交換に持ち込む。
このように、【交換】には
勝っている側にとって試合を進行させる意味、
負けている側にとって一方的に奪われない意味。
が存在している。
それゆえに、勝っている側でも負けている側でも、
つまり試合中いつでも【交換】と言う概念は有効である。ということだ。
試合中に交換することを意識しながらプレイすると、
勝っている試合は順当に勝つことが出来るようになり、
負けている試合も一筋縄では負かされないようになることができるぞ。
まとめ
・【交換】という概念を意識しよう。
・勝っている側でも負けている側でも有用だぞ。
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後書き
梅雨ですね。曇り空や雨がとても増えたような気がします。
私は湿気が多くなると腰が痛くなってしまうんですよね。んでこのクッション愛用中。
高校生の頃運動部だったんですが、それが原因で痛めてしまったんだなぁ…。
まぁとても良い整体師さんのお陰で今は座っていても全然平気なのですが、
梅雨の時期や寒い時期はケアを怠ると直ぐに来ますね。
座りっぱなしのLOLも、腰痛の原因になるでしょうから、皆さんもお気をつけて。