チャンプ勝率が潜在能力なのか?プロの採用率と勝率、どちらを取るべきか。
チャンプ勝率が潜在能力なのか?
結論から言うと、
【「チャンピオンの勝率=チャンピオンの潜在的な強さ」ではない】と思います。
LeeやLucianやyasuoやlebやRivenなど、
勝率が低くても人気のあるキャラクターは沢山居ますね。
特徴としてはOutPlayがしやすい、
優れた操作と判断ができれば潜在能力を十分発揮して、
他のチャンピオンでは出来ないようなことが出来る。
育った際に極論1:5で勝つようなことが出来る。等が挙げられます。
しかし一方で、
【チャンピオンの勝率は熟練度が低い場合のランキングである】
【チャンピオンの勝率は潜在能力とは全く関係ない】
と言うのは間違いだと思います。
ここ最近ではRivenやNidaleeが顕著でしたが、
やはり、全体としての勝率が落ちたということは、
そのチャンピオンの潜在能力そのものが減少したと捕らえるべきでしょう。
Rivenで勝率90%だったRiven使いはNerfが入っても80%を維持できるかもしれません。
しかし、概ねにして50戦以上使い続けて70%以上の勝率を維持できる人は、
ダイヤモンド未満にそうそう存在しないはずです。
つまり、一般的な数値から掛け離れた勝率を維持できる人は居ないのです。
もし存在するならば、
その人はそのチャンプを使い続ければレートはダイヤになれます。
そう考えると、
熟練度は指数として考慮すべき問題ではありますが、
それ以上にチャンプ自体のWinrateは潜在能力の指標になるはずです。
なぜ勝率の低いメタが流行るのか?
流行るメタと言うのは、プロが大会などで使うことが主な要因です。
最近でまだ記憶に残っているものだと、IreliaMid vs OlafMidではないでしょうか。
FakerがPickしたことによってOlafMidが強烈に流行した時期がありました。
しかし当然勝率はすこぶる悪かったですね。そして直ぐ廃れました。
Proの試合のメタというのは、まさに本来のMetaGameという言葉に則していて、
相手が○○だから△△。とか、
味方が□□だから△△。とか、
そういった様々な状況を考慮した上で導き出されたPickになります。
また、上位陣は「SoloQのレートを上げたい」という感情ももちろんあるでしょうが、
レートが上がるほど、「LOLが上手くなりたい」という感情が出てきます。
そう考えると今○○が強いから、弱いからといって、
今そのチャンプを使わない理由にはならない事がご理解頂けると思います。
もちろん、メタに合わせられる適応能力も「LOLの上手さ」の一つですから、
バランスが大切です。
LOLはナーフとバフが繰り返されてバランス調整されていくゲームです。
そういったこともあり、
採用率はチャンプ潜在能力との関係は大きくないといえるでしょう。
もちろん、重要な大会などのタイミングで、
その時点で弱いチャンプしか使えない様では意味がありませんけどね。
まとめ
・「チャンピオンの勝率=チャンピオンの潜在的な強さ」ではない。
・チャンピオンの勝率は熟練度が低い場合のランキングとは限らない。
・チャンピオンの勝率は潜在能力に深く関与する。
・ただ単にDiaと同じPickをしてもブロシル脱出は出来ない。
こんな感じ。
「上手く使えりゃ強い」ってチャンプは居るかもしれないけど、
「下手な人が使っても強い」チャンプが
「上手く使っても強くない」ってわけじゃないからね。
やれることが多いかどうかってのはあるだろうけどね。
後書き
先日頂いたコメントへの返信の内容が濃くなったので、
それ元に記事にしました。今でこそ息を吹き返したけど、当時どっかで、
「YasuoやZedが勝率が低いのにPickされ続けるおかげでマジ大助かりだわ」
みたいな記事も見ましたね(笑)
自分的には近いうちバフ予定のカジックスが興味ありです。
まぁPing高い状況で有効に使えるのかイマイチ疑問ではありますが…。日本鯖はよ。